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「小さな恋のうた」MONGOL800のの楽曲で、鮮やかに飾る青春映画

 

小さな恋のうた

小さな恋のうた

  • 発売日: 2019/11/13
  • メディア: Prime Video
 

 若い俳優が放つ尊いメッセージ。

沖縄の高校生たちがバンド活動を通してデビューへの小さな光、友達の死、沖縄の米軍問題を経験して成長する。

 

本作はモンパチの誕生秘話でもなく、ただワイワイしている青洲寧がでもない。亮多、航太郎、慎司、大輝は軽音楽部で毎日を過ごしていた。4人はライブハウスの知り合いに自分たちの曲を聴いてもらい、東京に案内される。だが、その前にメンバーの一人が交通事故で亡くなってしまう。バンドは機能しなくなり、解散状態。慎司が残したデモを完成させてもう一度バンドを動かそうとしたのは慎司の妹の舞だっだ。

 

亡くなった慎司のことを思う少女が米軍基地のフェンスの向こうにいた。慎司はその女の子に鯉をして、自分の曲を聴かせていた。いつだって大人は損得勘定で考えるけど、高校生たちはそんなことで動かない。情熱や恋愛は国境を簡単に超えてしまう。

 

実際に沖縄には基地をめぐる様々な問題があって長い年月をかけても未だに解決には至っていない。一方的に的にこちらの視点を描くのではなく、フェンスの向こうにいる家族たちの事情も映画には盛り込まれている。単純の悪しきものとして捉えられているものもしっかりと目を凝らすと、簡単には否定できない景色が見えてくるのかもしれない。

 

本作で注目すべき出演者は舞を演じた「山田杏奈」。

自分の印象はやはり「ミスミソウ」という話題になった殺戮のバイオレンス映画で、かなり強烈な少女だった。だが、「小さな恋のうた」では兄の残した曲を演奏して、笑顔を見せる純粋な少女を演じている。これほどまでに違いの出る女優と思わなかった。今までも数々の映画に脇役と多く登場している。きっとこれからは主演としていろんな映画でお目にかかることになる実力の持ち主だ。

 

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もう一人は映画初出演となる眞栄田郷敦。どことなく優し気な笑顔が魅力的な青年だ。もしこれからも俳優として続けて映画に出ていくなら注目したい。